日も長くなり、段々と暖かい日が増えてきました。

夕暮れ時に少し外を歩くと心地よく、夜のお散歩にぴったりな季節です。

昼間は観光客で賑わう美観地区ですが、日が暮れた後の街並みもお勧めです。

倉敷川沿いの夜間景観照明

夕暮れの深い青と、暖かなオレンジ色の照明、白壁のコントラストが美しい美観地区の夜。

美観地区のメインストリートの夜は、町で暮らす人々の往来で静かに活気づきます。

毎晩行われている倉敷川沿い・アイビースクエアを中心としたライトアップは、「美観地区の夜の魅力を引き出すとともに、夜も安心して歩けるように」という思いから、美観地区周辺で生活を送る人たちと、倉敷市の取り組みで2005年から始まった取り組みだそうです。

落ち着いた風情の照明の中、町に暮らす人々が夜の散歩やジョギングで行き交い、暮らしの中の景色として愛されています。

旧倉敷町役場 川面に映る灯りが美しい

生活に溶け込む美しい光の街並みは、世界的な照明デザイナーの石井幹子さんがプロデュースされたものです。石井さんは美観地区の他にも、東京タワーやレインボーブリッジ、東京駅の駅舎の照明を手掛けていらっしゃいます。

建物から溢れる灯り、レトロな電灯、静かな川面に映る景色、どれをとっても、ついつい時間を忘れて見惚れてしまう素朴な美しさがあります。

川沿いから1本入った路地 タイムスリップしたような景色が広がる

美観地区のほとんどのお店が夕方には閉店するので、建物をゆっくり見て歩くのにも絶好なのが、この時間帯です。

戸が閉められ、お店の商品棚の代わりに淡い光が覗く街並みは、お昼よりもさらに風情が増して見えます。街並みの色合いも落ち着いた色調で統一されるので、江戸から大正を思わせるモダンでレトロな空気感が強くなり、街が物語る暮らしの歴史もさらに重厚なものに感じます。

2度目の倉敷観光は、ノスタルジックな夜のお散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか?


倉敷美観地区 夜間景観照明

4月〜9月 日没〜22:00
10月〜3月 日没〜21:00

倉敷川周辺 / 倉敷アイビースクエア一帶


イベントのお知らせ〈倉敷春宵あかり〉

2021年2月27日(土)から3月14日(日)まで、倉敷川沿いのライトアップイベント〈倉敷春宵あかり〉が開催されます。常設の景観照明と合わせて、大原家の別荘である新渓園のライトアップ、和傘や切子細工、影絵の照明が追加され、より一層趣あるレトロな街並みを楽しむことができます。是非一度、足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

詳細はこちら 【倉敷春宵あかり公式サイト】